天孫降臨の神話が残る、絢爛壮麗な社 霧島神宮 

鎮座地は、鹿児島県霧島市霧島田口。JR霧島神宮駅よりバス15分。神徳、国家安泰、家内安全。
天孫降臨が伝わる神社の北東には、降臨の地、高千穂峰が峻厳な姿でそびえている。
かつての社殿は噴火口に近い場所にあったが、たびたび噴火の巻き添えで炎上し、文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。
但し、建物はその後も幾度も炎上し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津吉貴の奉納により再建した物である。
平成元年に鹿児島の神社建築の代表として、重要文化財に指定された。また、神木の杉は樹齢約800年と推定され、南九州の杉の祖先ともいわれている。

◎祭神・天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵を主祭神に以下の5柱を配祀する。(木花咲耶姫尊 · 彦火火出見尊 · 豊玉姫尊 · 鵜鷀草葺不合尊 · 玉依姫尊。)