悠久の歴史が創り出した大自然を前に考えること
日本人は、自然が織りなす森羅万象を神として崇め、豊穣をもたらしてくれた神、そして荒ぶる
神さえも讃えた。自然の中に、ひとり一人が生かされ、自然と共に生きていく。
いつからなのか、人間は自然を征服すべく戦いを挑んでいるかのようだ。
もっとも寒い時に春が芽生え、もっとも暗い時に光が射してくる。
そして苦しい時にこそ道が拓かれる。